分析表示について コンテキスト表示 前 次 クエリ作成 SVG 画像 括弧付きツリー XML ツリー
分析表示(デフォルト)は、解析されたツリーを視覚的に表示します。クエリー(検索式)から得られたツリーの表示では、クエリーにおけるフォーカスがハイライトされます。
分析表示では、1つツリーを表示するだけでなく、複数のツリーを同時に表示することもできます。 ツリーの左上の上向き矢印をクリックすると、そのツリーの直前のツリーが加わります。 左下の下向き矢印をクリックすると、そのツリーの直後のツリーが加わります。 2つ以上のツリーが表示されているときに、ツリーの右上の下向き矢印をクリックすると最初のツリーが消えます。 右下の上向き矢印をクリックすると最後のツリーが消えます。 また、複数のツリーが表示されているときに、文番号をクリックすると、そのツリーのみの表示に切り替わります。 同じテキスト内であれば、連続していない複数のツリーを表示することもできます。 [コンテキスト表示] で表示させたい文番号をチェックし、[See analysis] ボタンを押してみてください。
分析表示の画面では表示されるツリーを変えたり、データをダウンロードしたりすることができます。
解析情報の種類や表示方法を変更するには、画面下部のドロップダウンメニューの中の “default”(デフォルト表示)、“indexed”(インデックス表示)、“span”(依存関係表示)、“formula”(計算式表示)から好みのものを選択し、[Change mode] をクリックします。
インデックス表示では、ツリーに項構造情報と照応関係(big PRO を含む)を示すインデックス情報も表示されます。 これによって、アノテーションでは明示されていない文法的な依存関係が明示されるようになります。 述語に対する項や修飾要素となるノードに番号(ノードの上の赤い番号)が与えられます。 述語のとる項や修飾要素は、その述語に対する終端ノード下に茶色の番号で示されます。 また,グレーの点線で項/修飾と述語とが結ばれます。 コントロールのターゲットあるいは代名詞化の対象となるゼロ要素や代名詞を支配するノードに番号が与えられ、そのノードの下に青で示されます。 ピンクの点線で照応関係はピンクの点線で示されます。
インデックス表示では、節の等位関係を明白な形で示すために、デフォルト表示のツリーの構造が変更されます。 最終節以外の節が主語を含まない場合、すべての節に対して VP の層が作られます。 最終節以外の節が主語を含む場合、すべての節に対して IML の層が作られます。
依存関係表示では、ターゲットと句の関係を表示します。 文にはいくつかのターゲットが含まれ、一行につき、ひとつのターゲットと(複数の)句との関係が示されます。 ある句のターゲットに対する関係はラベル(ARG0、ARG1、REL、等)として示されます。 デフォルトでは、多重文(multiple sentence)は分割されずに表示されますが、画面上部の [文ごとに表示] ボタンをクリックすると、個々の文を分割して表示します。
計算式表示では、述語論理に基づいた式が意味表現として示されます。 この意味表現はツリーにおける文法関係から生成されます。 元の文は、式の上に表示されます。 画面上部の [TPCP] ボタンをクリックすると、定理証明器(Sutcliffe 2009)にかけることのできる式を作ります。 さらに、次のように、意味表現に至る変換の過程を見てゆくこともできます。
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