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title:Kokkai kaigiroku
date:2014
source:http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/128/0260/12810200260001a.html
genre:spoken
subcorpus:diet
terms of use:Public domain


 1○ 中井委員長
 2これ より 会議 を 開き ます 。
 3この 際 、 理事 の 補欠選任 の 件 について お諮り いたし ます 。
 4委員 の 異動 に伴い 、 現在 理事 が 一 名 欠員 と なっ て おり ます 。
 5その 補欠選任 につきまして は 、 先例 により 、 委員長 において 指名 する に 御異議 あり ませ ん か 。
 6○ 中井委員長
 7御異議 なし と 認め ます 。
 8よって 、 委員長 は 、 理事 に 大畠章宏君 を 指名 いたし ます 。
 9○ 中井委員長
 10次 に 、 国政調査承認要求 に関する 件 について お諮り いたし ます 。
 11通商産業 の 基本施策 に関する 事項 中小企業 に関する 事項 資源エネルギー に関する 事項 特許 及び 工業技術 に関する 事項 経済 の 計画 及び 総合調整 に関する 事項 私的独占 の 禁止 及び 公正取引 に関する 事項 鉱業 と 一般公益 と の 調整 等 に関する 事項 以上 の 各事項 につきまして 、 議長 に対し 、 国政調査 の 承認 を 求め たい と 存じ ます が 、 御異議 あり ませ ん か 。
 12○ 中井委員長
 13御異議 なし と 認め ます 。
 14よって 、 その とおり 決まり まし た 。
 15○ 中井委員長
 16通商産業 の 基本施策 に関する 件 並びに 経済 の 計画 及び 総合調整 に関する 件 について 調査 を 進め ます 。
 17この 際 、 熊谷通商産業大臣 及び 久保田経済企画庁長官 から 、 それぞれ 発言 を 求め られ て おり ます ので 、 順次 これ を 許し ます 。
 18熊谷通商産業大臣 。
 19○ 熊谷国務大臣
 20第百二十八 回 国会 における 商工委員会 の 御審議 に 先立ち 、 通商産業行政 に対する 私 の 所信 の 一端 を 申し上げ ます 。
 21最近 の 我が 国 経済 は 、 個人消費 や 設備投資 が 依然 低迷 し て おり 、 急激 な 円高 や 冷夏 の 影響 も 加わり 、 まこと に 厳しい 状況 に あり ます 。
 22一方 、 世界経済 も 、 我が 国 及び 西欧 の 景気 の 低迷 、 旧ソ連 で の 経済的混乱 等 により 、 その 回復 は 極めて 緩慢 と なっ て おり 、 その 中 で 我が 国 の 経常黒字 の 拡大 に対し 懸念 が 高まっ て おり ます 。
 23また 、 東西冷戦構造 の 終結 という 歴史的地殻変動 の 余震 の 中 で 、 地域紛争 の 多発 等 国際社会 は ますます 流動化 する 傾向 が 強まる とともに 、 各国 の 政策 の 内向化 が 懸念 さ れ て おり ます 。
 24我が 国 として は 、 世界経済 に対する 主体的責任 を 果たす ため に も 、 できる 限り 早急 に 景気 の 本格回復 を 図る とともに 、 中長期的 に 活力 と 豊かさ に 満ち た 経済社会 を 構築 する ため 、 従来 の 経済社会システム を 見直し つつ 、 さらなる 発展 の ため の 変革 と 投資 を 行っ て いく こと が 不可欠 で あり ます 。
 25また 、 世界経済 の 長期的繁栄 の 基礎 と なる 多角的貿易体制 の 維持強化 と 世界経済 の 本格回復 、 冷戦構造終結後 の 安全保障 、 さらに 、 顕在化 し つつ ある 地球環境問題 等 の 地球的課題 へ の 責任 ある 対応 と 指導的役割 が 強く 求め られ て おり ます 。
 26この よう な 状況 を 踏まえ 、 私 は 、 以下 の 諸点 を 中心 に 、 通商産業政策 の 推進 に向け 、 全力 を 尽くす 所存 で あり ます 。
 27第一 の 課題 は 、 適切 な 経済運営 で あり ます 。
 28現在 の 我が 国 経済 の 低迷 は 、 循環的 な 要因 のみ なら ず 、 バブル経済 の 崩壊 の 影響 や 市場 の 成熟化 といった 複合的 な 要因 によって 引き起こさ れ た もの で あり ます 。
 29したがって 、 これ に 対処 する ため に は 、 当面 の 緊急対策 と 中長期的 に 我が 国 の 経済構造 を 変革 し て いく 対策 と を 組み合わせ て いく 必要 が あり ます 。
 30かかる 認識 に 立っ て 、 政府 は 先般 、 規制緩和 、 円高差益 の 還元 の ほか 生活者・消費者 の 視点 に 立っ た 社会資本整備 の 推進 、 設備投資減税 の 拡充 等 財政金融措置 を 伴う 幅広い 施策 を 盛り込ん だ 緊急経済対策 を 決定 し た ところ で あり ます 。
 31一方 、 今回 の 対策 は 、 国民 が 豊かさ を 実感 できる 経済社会 の 構築 を 目指し た 中長期的経済政策 の 第一 歩 として 位置 づけ られる べき もの と 考え て おり ます 。
 32当面 の 景気 の 低迷 に 対応 する ため だけ で なく 、 真 に 豊かさ を 実感 でき 、 国際社会 と も 調和 の とれ た 活力 ある 経済社会 を 構築 する ため に は 、 ミクロ経済改革 、 適切 な 中長期マクロ経済運営 、 産業構造調整 を 三 位 一体 と し た 総合的政策 を 推進 し て いく こと が 必要不可欠 で あり ます 。
 33この ため 、 まず 内外価格差 に 象徴 さ れる 我が 国 経済 の 非効率 な 制度 や システム を 自己責任 の 観点 から 徹底的 に 見直し 、 民間 による 投資 や 新た な 事業機会 を 創出 する とともに 、 海外 の 事業者 による 投資 や 貿易 の 面 で の 市場アクセス の 一層 の 改善 を 図っ て まいり ます 。
 34また 、 本格的 な 高齢化社会 の 到来 に 備え つつ 、 国民生活 の 質 の 向上 を 高める とともに 、 将来 の 経済発展 の 基盤 を 整備 する ため に 必要 な 社会資本 を 計画的 に 整備 し て いく こと が 極めて 重要 で あり 、 ひいては これ が 、 新た な 需要 の 創出 、 対外不均衡 の 是正 に も つながる もの と 考え て おり ます 。
 35さらに 、 こうした 対策 の 円滑 な 実施 を 図る ため に 、 各企業 や 産業界 の 主体的努力 を 支援 し つつ 、 あす の 我が 国 経済 を リード する 新た な 産業 の 発展基盤 の 整備 に 努め て いく 必要 が あり ます 。
 36かかる 観点 から 、 情報化 を 一層 推進 する とともに 、 技術開発 の 強化 に 努め て まいり ます 。
 37第二 の 課題 は 、 新た な 国際秩序 の 形成 に向けた 主体的取り組み で あり ます 。
 38世界経済 の 長期的繁栄 を 確保 する ため に は 、 その 基盤 と なる 多角的貿易体制 の 維持強化 が 不可欠 で あり 、 各国 の 協力 を 得 て 、 ウルグアイ・ラウンド交渉 を 年内 に 成功裏 に 終結 さ せる よう 全力 を 挙げ て まいり ます 。
 39また 、 内需主導 の 持続的経済成長 、 市場アクセス の 改善 等 を通じて 円滑 な 対外経済関係 の 構築 に 努め て まいり ます 。
 40特に 、 日米フレームワーク協議 において は 、 我が 国 として この よう な 自己改革努力 を 進め つつ 、 経常黒字 の 十分 意味 の ある 縮小 という 方向 を 目指す とともに 、 米国 に も 財政赤字削減 、 国際競争力強化 等 の 改善 を 求め て まいり ます 。
 41さらに 、 発展途上国 に対し 資金協力 、 技術協力 等 の 実施 により 産業高度化 を 支援 する とともに 、 APEC の 枠組み を 活用 し て アジア・太平洋地域 の 貿易・投資 の 自由化 等 に向けて 貢献 し て まいり ます 。
 42ロシア 等 市場経済移行諸国 について も その 自助努力 を 支援 する ほか 、 中東地域 における 平和 の 実現 に対し 、 和平交渉 の 画期的 な 進展 を 踏まえ 、 積極的 に 貢献 し て まいり ます 。
 43加えて 、 平和国家 を 標榜 する 我が 国 として 、 安全保障分野 における 国際貢献 を 果たす 観点 から 、 諸外国 と 協調 し つつ 実効 ある 輸出管理体制 を 構築 し て まいり ます 。
 44第三 の 課題 は 、 エネルギー環境問題 の 克服 で あり ます 。
 45かけがえのない 地球 を 将来 の 世代 に 引き継い て いく ため に は 、 環境 に 調和 し た 社会構造 の 構築 を 推進 し て いく こと が 必要 で あり ます 。
 46かかる 観点 から 、 第一 次 石油危機 から 二十 年 を 経 た 今日 、 エネルギー政策全般 の 再構築 を 図り 、 地球環境問題 の 顕在化 に 対応 し つつ 、 エネルギー の 安定的 かつ 効率的 な 供給 の 確保 に 努め て まいり ます 。
 47この ため 、 まず 安全性 に 万全 を 期し つつ 原子力 の 開発利用 を 引き続き 推進 する とともに 、 新・再生可能エネルギー 、 天然ガス 等 環境負荷 の 少ない エネルギー の 導入 を 一層 促進 し て まいり ます 。
 48また 、 分散型電源 の 開発導入 等 、 柔軟 な エネルギー供給構造 の 確立 を 図り つつ 経済成長 の 持続 を 実現 し て まいり ます 。
 49さらに 、 革新的 な エネルギー環境技術 の 開発 、 発展途上国 へ の 技術移転 を 積極的 に 推進 し て まいり ます 。
 50加えて 、 地球温暖化 等 の 地球環境問題 や 廃棄物問題 等 深刻化 する 都市型・生活型環境問題 に 的確 に 対応 する ため 、 企業 、 国民 の 省エネルギー 、 リサイクル 等 に向けた 自主的 な 努力 を 引き続き 支援 し て まいり ます 。
 51第四 の 課題 は 、 我が 国 経済 の 活力 の 源泉 たる 中小企業 の 活性化 で あり ます 。
 52中小企業 は 昨今 の 厳しい 不況 に加え 、 大企業 等 の 国内生産 の 縮小 、 部品生産 の 内製化 等 の 構造的 な 問題 が 顕在化 する こと により 、 多く の 克服 す べき 課題 に 直面 し て おり ます 。
 53こうした 状況 に 対処 する ため 、 先般 の 緊急経済対策 において も 、 経営安定対策 等 に 加え 構造的 な 環境変化 へ の 対応 の 支援 を 行う こと と し て おり 、 中小企業 の 新た な 事業分野 へ の 進出 等 を 円滑化 する こと を 目的 と する 法律案 を 今国会 に 提出 し 、 総合的 な 対策 に 早急 に 着手 し て まいり ます 。
 54第五 の 課題 は 、 ゆとり と 豊かさ を 実感 できる 生活 の 実現 で あり ます 。
 55この ため 、 消費者利益 の 増大 を 図る 観点 から 、 総合的製品安全対策 について 、 産業構造審議会 において 進め られ て いる 検討 の 結果 を 踏まえ 、 これ を 推進 し て まいり ます 。
 56また 、 東京一極集中 の 是正 と 地域 の 活性化 を 図る とともに 、 高齢者 、 障害者 に 優しい 社会 の 確立 に向けて 、 引き続き 諸政策 を 推進 し て まいり ます 。
 57以上 、 今後 の 通商産業政策 の 基本的方向 について の 所信 の 一端 を 申し上げ まし た 。
 58私 は 、 国民各位 の 御理解 の もと に 、 通商産業行政 の 遂行 に 全力 を 挙げ て 取り組ん で まいる 所存 で あり ます 。
 59委員各位 の 一層 の 御理解 と 御協力 を 賜り ます よう お願い 申し上げ ます 。
 60○ 中井委員長
 61久保由経済企画庁長官 。
 62○ 久保田国務大臣
 63当委員会 が 開催 さ れる に当たりまして 、 我が 国 経済 の 当面 する 課題 と 経済運営 の 基本的 な 考え方 について 、 所信 の 一端 を 申し述べ たい と 思い ます 。
 64我が 国 経済 は 、 公共投資 が 堅調 に 推移 し 、 住宅建設 に も 回復 の 動き が 続い て おり ます が 、 設備投資 や 個人消費 は 低迷 を 続け 、 企業収益 や 雇用情勢 も 依然 厳しい 状況 に あり ます 。
 65加えて 、 急激 な 円高 や 天候不順 の 影響 も あっ て 、 回復 に向けた 動き に 足踏み が 続い て おり 、 今後 の 本格的回復 に は 予断 を 許さ ない もの が あり ます 。
 66また 、 経済 の 先行き不透明感 や 閉塞感 を 払拭 する ため に は 、 新しい 時代 に そぐわ なく なっ た 制度 、 慣行 を 見直す こと により 、 生活者・消費者 が 豊かさ を 肌 で 実感 でき 、 また 、 民間企業 が 旺盛 な ダイナミズム を 発揮 できる よう な 環境 を 整える こと が 不可欠 と なっ て おり ます 。
 67こうした 状況 を 踏まえ 、 政府 は 、 この ほど 緊急経済対策 を 策定 いたし まし た 。
 68本対策 は 、 規制緩和 と 円高差益 の 還元 の 両施策 の ほか 、 文化 の 薫り 豊か な 質 の 高い 生活 に 係る 社会資本 や 豊か で 美しい 生活環境 の 実現 を 肌 で 実感 できる 社会資本 の 整備 、 災害復旧 や 住宅投資 の 促進 、 輸入 の 促進 等 の 幅広い 施策 から 成っ て おり ます 。
 69これら は 、 国民 が 直面 する 厳しい 経済情勢 に 速効的 に 対応 する もの で ある と同時に 、 生活者・消費者 が 豊かさ を 実感 できる 経済社会 の 構築 、 活力 ある 社会 を 創造 する ため の 経済発展基盤 の 整備 、 調和 ある 対外経済関係 の 形成 といった 、 我が 国 の 中長期的 な 課題 の 解決 に向けて の 新た な 一 歩 を 踏み出す もの で も あり ます 。
 70政府 は 、 本対策 を 早急 に 実施 に 移す とともに 、 本年度予算 や 今年 四 月 に 決定 さ れ た 新総合経済対策 の 着実 な 実施 に も 引き続き 努め て まいり ます 。
 71先般 の 公定歩合 の 〇・七五 % の 引き下げ により 、 市中金利 、 貸出金利 の 低下 も 一層 促進 さ れる もの と 期待 さ れ ます 。
 72私 は 、 政府 が 、 引き続き 、 内外 の 経済情勢 に 細心 の 注意 を 払い つつ 、 適切 かつ 機動的 な 経済運営 に 努める こと により 、 民間部門 の 自助努力 と 相まっ て 、 景気回復 の 動き は 本格化 し て くる もの と 考え て おり ます 。
 73我が 国 は 、 これ まで 、 経済 の 力 を 高め 、 産業 の 発展 を 図る こと を 最優先 の 課題 と し て まいり まし た 。
 74こうした 過程 で 築き上げ られ た 生産者・供給者重視 の 経済社会 の 仕組み や 慣行 は 、 戦後 の 我が 国 経済 の 飛躍的成長 や 国民所得 の 向上 を もたらす 上 で 重要 な 役割 を 果たし て まいり まし た が 、 現実 の 国民生活 を 見 ます と 、 一人一人 が 経済力 に 見合っ た 豊かさ や ゆとり を 必ずしも 実感 でき ない 状況 に あり ます 。
 75バブル経済 の 崩壊 により 、 経済成長 の 中身 が これ まで に なく 真剣 に 問わ れ て いる 今 こそ 、 生活者・消費者重視 の 視点 に 立っ て 既存 の 経済社会システム を 見直し 、 質 の 高い 生活 の 実現 に向け 、 腰 を 据え て 対応 す べき と 考え ます 。
 76こうした 観点 から 、 私 は 、 まず 、 ゆとり ある 居住空間 の 形成 、 充実 し た 生活時間 の 確保 、 生活者重視 の 社会資本 の 整備 、 内外価格差 の 是正 に 重点的 に 取り組ん で まいり ます 。
 77この ため 、 現行経済計画 に 掲げ られ た 勤労者世帯 の 平均年収 の 五 倍 程度 を 目安 と し た 良質 な 住宅 の 取得 、 年間総労働時間 千八百 時間 の 達成 、 利用者 の 視点 に 立っ た 社会資本 の 整備 など の 目標 の 一層 確実 な 実現 を 図っ て まいり ます 。
 78内外価格差問題 につきまして も 、 経済的規制 の 緩和 の 推進 、 流通面 における 競争条件 の 整備 、 輸入促進 や 生産性 の 向上 、 消費者 へ の 情報提供 など 、 その 是正・縮小 の ため の 各種 施策 の 充実強化 を 図っ て まいり ます 。
 79また 、 物価 の 安定 は 、 国民生活安定 の 基礎 で あり 、 経済運営 の 基盤 と なる もの で ある こと から 、 今後とも その 維持 に 最善 の 努力 を 尽くし て まいり ます 。
 80これら に加えて 、 男女共同参画型社会 の 実現 や 自由時間 の 充実 、 環境 と 調和 し た 簡素 な ライフスタイル の 確立 など の ため の 施策 に も 積極的 に 取り組ん で まいり ます 。
 81安全 かつ 豊か な 消費生活 を 実現 する ため に は 、 消費者 自身 も 主体的 な 役割 を 果たし て いく こと が 重要 です 。
 82政府 は 、 こうした 消費者 を 支援 する ため 、 消費者保護会議 で 決定 さ れ た 各般 の 施策 の 総合的 な 推進 や 、 国民生活センター 等 を 通じ た 積極的 な 情報提供 など 、 消費者行政 の 一層 の 充実 を 図っ て まいり ます 。
 83特に 、 製造物責任制度 を 中心 と し た 総合的 な 消費者被害 の 防止 、 救済 の あり方 につきまして は 、 昨年 の 国民生活審議会答申 の 趣旨 を 踏まえ て 、 同審議会 において 、 年内 に 実り ある 検討結果 を 取りまとめ て いただく べく 、 精力的 な 検討 を お願い し て いる ところ で あり ます 。
 84対外経済関係 につきまして は 、 ウルグアイ・ラウンド交渉 の 年内終結 に向けて 、 引き続き 努力 を 傾注 し て まいり ます 。
 85また 、 我が 国 の 大幅 な 経営黒字 の 縮小 に向け 、 国民生活 の 向上 という 観点 も 視野 に 入れ つつ 、 内需 の 持続的拡大 や OTO ( 市場開放問題苦情処理推進本部 ) の 機能強化 等 を 通じ た 市場アクセス の 一層 の 改善 、 さらには 規制緩和 、 内外価格差 の 是正 等 各般 の 施策 を 積極的 に 推進 し て まいり ます 。
 86さらに 、 発展途上国 へ の 経済協力 につきまして は 、 政府開発援助大綱 の 理念 、 原則 を 踏まえ つつ 、 今後 五 カ年間 の 援助総額 を 七百 から 七百五十億 ドル と する 政府開発援助 の 第五 次 中期目標 に基づき 、 我が 国 の 経済的地位 に ふさわしい 国際貢献 を 図っ て まいり ます 。
 87以上 、 我が 国 経済 の 当面 する 主な 課題 について 私 の 所信 を 申し述べ まし た 。
 88この 新た な 時代 に 臨み 、 私 は 、 持続的 な 内需中心 の 成長 を 図り つつ 、 国民生活 の 向上 と 地球社会 と の 共存 を とも に 目指し た 二十一 世紀 に向けて の 新た な 我が 国 経済 の 姿 を 実現 する ため 、 全力 を 尽くし て まいり ます 。
 89本委員会 の 皆様 の 御支援 と 御協力 を 切に お願い 申し上げ ます 。
 90○ 中井委員長
 91次回 は 、 来る 二十二 日 金曜日 午前 九 時 五十 分 理事会 、 午前 十 時 委員会 を 開会 する こと と し 、 本日 は 、 これ にて 散会 いたし ます 。