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title:Kokkai kaigiroku
date:2014
source:http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/095/1230/09510131230001a.html
genre:spoken
subcorpus:diet
terms of use:Public domain

 1○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 2ただいま から 農林水産委員会 を 開会 いたし ます 。
 3この 際 、 一言 ごあいさつ を 申し上げ ます 。
 4私 、 この たび 農林水産委員長 に 選任 さ れ 、 その 重責 を 痛感 いたし て おり ます 。
 5本委員会 の 運営 に当たりまして は 、 皆様方 の 御協力 を 賜り まし て 、 公正 、 円滑 に 行っ て まいり たい と 存じ ます ので 、 何とぞ よろしく 御指導 、 御支援 の ほど を お願い 申し上げ ます 。
 6○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 7委員 の 異動 について 御報告 いたし ます 。
 8去る 九 月 二十六 日 、 降矢敬雄君 が 委員 を 辞任 さ れ 、 その 補欠 として 古賀雷四郎君 が 選任 さ れ まし た 。
 9また 九 月 二十八 日 、 初村滝一郎君 及び 鈴木省吾君 が 委員 を 辞任 さ れ 、 その 補欠 として 中村禎二君 及び 熊谷弘君 が 選任 さ れ まし た 。
 10また 九 月 二十九 日 、 井上吉夫君 が 委員 を 辞任 さ れ 、 その 補欠 として 藏内修治君 が 選任 さ れ まし た 。
 11○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 12理事 の 補欠選任 について お諮り を いたし ます 。
 13私 の 委員長就任 に伴いまして 、 現在 理事 が 一 名 欠員 と なっ て おり ます ので 、 その 補欠選任 を 行い たい と 存じ ます 。
 14理事 の 選任 につきまして は 、 先例 によりまして 、 委員長 の 指名 に 御一任 願い たい と 存じ ます が 、 御異議 ござい ませ ん か 。
 15○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 16御異議 ない と 認め ます 。
 17それでは 、 理事 に 宮田輝君 を 指名 いたし ます 。
 18○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 19調査承認要求 に関する 件 について お諮り いたし ます 。
 20本委員会 は 、 今期 国会 におきまして も 、 農林水産政策 に関する 調査 を 行う こと と し 、 この 旨 の 調査承認要求書 を 議長 に 提出 いたし たい と 存じ ます が 、 御異議 ござい ませ ん か 。
 21○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 22御異議 ない と 認め 、 さよう 決定 いたし ます 。
 23なお 、 要求書 の 作成 につきまして は 委員長 に 御一任 願い たい と 存じ ます が 、 御異議 ござい ませ ん か 。
 24○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 25御異議 ない と 認め 、 さよう 決定 いたし ます 。
 26○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 27農林水産政策 に関する 調査 を 議題 と いたし ます 。
 28先般 、 本委員会 が 行い まし た 委員派遣 につきまして 、 各班 から 派遣委員 の 報告 を 聴取 いたし ます 。
 29まず 、 第一 班 の 御報告 を 願い ます 。
 30川村君 。
 31○ 川村清一君
 32北海道班 は 、 去る 七 月 二十八 日 から 三十一 日 まで の 四 日間 、 北海道 における 農林水産業 の 実情 を 調査 し て まいり まし た 。
 33派遣委員 は 井上吉夫君 、 坂元親男君 、 田渕哲也君 、 下田京子君 、 喜屋武眞榮君 と 私 を 加え た 六 名 、 それに 。 北修二君 が 現地 参加 さ れ まし た 。
 34今回 の 調査 におきまして は 、 北海道農業 の 中核 で ある 畜産 、 畑作 及び 稲作 の 実情 を 調査 し 、 あわせて 漁業 及び 林業関係 の 施設 を 見 て まいり まし た 。
 35北海道 の 農業 は 、 一 戸 当たり 耕地面積 が 都府県 の 九・五 倍 と 非常 に 大きく 、 稲作地域 、 畜産地域 、 畑作地域 等 地域的 に 作目 の 特化 が 著しい 等 の 特色 が ある ため 、 各地 で 指摘 さ れ た 具体的 な 問題 は さまざま で ござい ます が 、 生産調整下 に ある 水稲 や 酪農 につきまして は 、 行政価格 の 据え置き または これ に 近い 措置 が とら れ て いる こと も ござい まし て 、 生産基盤 の 整備 、 経営体制 の 効率化 、 品質 の 向上 等 、 生産性向上 の 必要性 が 転作作物 の 問題 も 含め て きわめて 重要 に なっ て いる と 思わ れ ます 。
 36この 点 は どの 作物 について も 言える こと で あり ます 。
 37他方 、 公共事業費 の 据え置き 、 補助金 の 削減 といった 財政上 の 要請 が 厳しい こと から 、 現地 で は これ が どう 具体化 さ れる か に 非常 に 大きい 関心 を 寄せ て おり まし た 。
 38畑作物 につきまして は 、 小麦 と てん菜 は 順調 です が 、 大豆 は 生産性 に 難 が あっ て 畑作地帯 で 減少 、 二条大麦 も 契約栽培 の ため 減少 し て おり ます 。
 39また 、 てん菜 は 、 でん粉 が 原料 の 異性化糖 の 進出 と 工場処理能力 の 不足 という 問題 を 持っ て おり ます 。
 40北海道 の 水産業 は 特に 二百海里問題 の 影響 が 大きく 、 沿岸漁場 の 整備開発 、 負債対策 とともに 、 減船 を 含め た 漁業 の 適正規模化 等 が 指摘 さ れ て おり まし た 。
 41北海道 の 林業 も 都府県 の 場合 と 同様 、 住宅建設 の 著しい 落ち込み 、 紙パルプ の 不振 等 により 、 特に 不況色 の 著しい 林産業 の 振興対策 の 推進 が 林野公共事業 や 間伐対策 の 拡充強化 と とも 要請 さ れ まし た 。
 42北海道 の 農林漁業 は 、 気候 が 寒冷 な こと も あっ て 生産条件 は 厳しく 、 着手 す べき 生産基盤整備 の ため の 諸事業 も 多く 残さ れ て おり ます と同時に 、 北海道 にとって は ウエート の 大きい 産業 で あり 、 全国的 に は 重要 な 生産基地 で ござい ます から 、 その 健全 な 発展 を 図る ため 、 一層 努力 する 必要性 を 痛感 し た 次第 で あり ます 。
 43調査 の 詳細 につきまして は 、 委員長 の 手元 まで 別途 報告書 を 提出 し て おき まし た ので 、 本日 の 会議録 の 末尾 に これ を 掲載 し て いただき ます よう お願い いたし ます 。
 44終わり に 、 北海道庁当局 を初め 、 お世話 に なり まし た 御関係 の 各位 に 深く 感謝 し たい こと を 申し上げ て 口頭報告 と いたし ます 。
 45○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 46次 に 、 第二 班 の 御報告 を 願い ます 。
 47北君 。
 48○ 北修二君
 49四国班 は 、 去る 七 月 二十二 日 から 二十四 日 まで の 三 日間 にわたって 、 愛媛県 及び 高知県 における 農林水産業 の 実情 を 調査 し て まいり まし た 。
 50派遣委員 は 、 田原武雄君 、 私 、 北修二 の ほか 中野明君 が 全行程 に 同行 さ れ まし た 。
 51今回 の 委員派遣 の 主な 調査項目 は 、 本年 二 月 の 寒波 による 柑橘類被害 、 厳しい 状況 に ある 林業 を 中心 に 水田利用再編対策 による 転作 及び 漁港 の 実情 を 調査 し 、 あわせて 関係 の 施設 を 見 て まいり まし た 。
 52まず 、 愛媛県 の 農業 の 特色 は 、 沿岸近隣 の 山村地帯 で は 柑橘類 、 山間部 で は クリ 、 中小 の 畜産 、 養蚕 、 平野部 で は 米 と 野菜 が 中心 と なっ て おり 、 中 で も ミカン と クリ の 生産額 は 全国 一 と なっ て おり ます 。
 53しかし 、 近年 、 生産過剰 が 顕在化 し 、 その 調整 は 大きな 問題 で 、 その 打開策 に 懸命 の 努力 を 傾注 し て おり ます 。
 54特に 、 本年 二 月 、 東予市 を 中心 に 襲っ た 異常寒波 は かつて ない 甚大 な 被害 を もたらし 、 その 対策 として 樹園地再生対策 や 同県 の 補正予算 で 対処 し て おり まし た が 、 今後 は 樹種 の 選定 に 配慮 する とともに 恒久的 な 技術体系 、 落葉果樹 の 導入 など 適地適作 の 考え方 が 必要 で あり ましょ う 。
 55林業 で は 、 マツクイムシ防除法 の 有限期限 が 来年 到来 する ので 期限延長措置 の ほか 間伐材促進 の ため の 林道 の 整備 等 を 要望 し て おり まし た 。
 56次 に 、 高知県 は 、 林野率 が 全国 第一 位 で ある 一方 、 過疎地帯 が 各地 に 存在 し て おり ます 。
 57農業 で は 、 高知平野 と 東部海岸地帯 が 中心 で 施設園芸 と 米作 が 軸 と なっ て おり 、 県 は 総合食糧供給基地 として 機能 の 充実 を 図っ て おり ます 。
 58林業 で は 、 魚梁瀬杉 、 土佐ヒノキ など 優良材 の 産地 を 目指し 、 人工造林 の 拡大 を 進め て おり ます 。
 59水産業 で は 、 燃油価格 の 高騰 、 魚価 の 低迷 など から 、 漁業経営 は きわめて 困難 な 状況 に あり 、 中 で も 遠洋マグロ漁業 の 置か れ て いる 環境 は 一段 と 厳しさ を 増し 、 減船問題 を 現在 検討 し て いる との こと で あり ます 。
 60以上 が 派遣地 における 実情調査 の 主な 要旨 で あり ます が 、 その 詳細 につきまして は 、 委員長 の 手元 まで 別途 報告書 を 提出 し て おき まし た ので 、 本日 の 会議録 の 末尾 に これ を 掲載 し て いただき 、 ごらん 願い たい と 存じ ます 。
 61終わり に 、 今回 の 調査 に当たりまして 、 非常 な 御配慮 を 賜り まし た 両県 の 関係者 の 皆様 に対して 深く 感謝 の 意 を 表し まし て 、 口頭報告 と いたし ます 。
 62○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 63これ をもって 派遣委員 の 報告 は 終了 いたし まし た 。
 64ただいま 御報告 が ござい まし た 各班 から 、 別途 、 詳細 に わたる 報告書 が 提出 さ れ て おり ます ので 、 これ を 本日 の 会議録 の 末尾 に 掲載 する こと に いたし たい と 存じ ます が 、 御異議 ござい ませ ん か 。
 65○ 委員長 ( 坂元親男君 )
 66御異議 なし と 認め 、 さよう 取り計らい ます 。
 67本日 は これ にて 散会 を いたし ます 。