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title:Kahoku Shimpo newspaper article
date:2014/01/01
source:K201401010A0M106B00004
genre:news
subcorpus:KAHOKU SHIMPO
terms of use:by permission of KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO. (c)

 1つなぐ 産業 無限大 ( 1 )
 2/ 東北スマートアグリカルチャー研究会 ( 仙台 )
 3農場経営 × ITビジネス
 4/ ハウス管理 、 遠隔操作
 5農林水産物 は 収穫 、 漁獲 だけ じゃ 、 終わら ない 。
 6ひと手間 かけれ ば 商品 の 魅力 は 増し 、 ブランド価値 が ぐんと 高まる 。
 7雇用 の 創出 に も つながる 。
 8培わ れ た 技 や 豊か な 自然 も 一緒 。
 9体験 など と 組み合わせれ ば 観光客 を 呼び込める 。
 10うま年 の 2014 年 、 積極的 な 連携 で 地域資源 を もっと 生かし て 駆けだそ う 。
 11東日本大震災 から の 復興 を 目指す 県内 で 、 地域産業 の 可能性 を 無限 に 広げる 挑戦 を 追う 。
 12( 15 回 続き )
 13自宅 の ある 仙台市 青葉区 で 携帯電話 を 操作 する 。
 14画面 に 映る の は 、 経営 する 約50 キロ 離れ た 大崎市 鹿島台 の 農場 。
 15ビニールハウス の 中 で 、 ルッコラ や ミズナ が 青々 と 育っ て いる 。
 16「 作物 の 状況 が どこ に い て も 分かる 」 。
 17農業生産法人アグリフューチャー代表 の 女川源さん ( 42 ) は 、 IT による 農業 を 実践 する 。
 18農場 に は カメラ や センサー が 設置 さ れ 、 インターネット で 情報 を 取得 できる 。
 19地面 の 湿り具合 や ハウス内 の 結露 、 温度 まで 確認 でき 、 「 作業効率 が 上がる 」 と 胸 を 張る 。
 20女川さん は 元 NTT関連会社 の サラリーマン 。
 2112 年 2 月 、 農地 を 借り て 農業法人 を つくっ た 。
 22同時期 に 東北スマートアグリカルチャー研究会 の 設立 に 加わっ た 。
 23研究会 は 仙台市 の IT企業 や 東北大 、 農業関連法人 など で つくる 。
 24農業振興 の ため の ITシステム開発 に 取り組む 。
 25支援対象 は 一般農家 だ 。
 26農業 の IT活用 は 植物工場 で 大はやり だ が 、 女川さん は 「 機材購入 や 管理 に コスト が 掛かり すぎる 」 と 指摘 。
 27農家 が 自身 で カメラ を 設置 し 管理 できれ ば 「 大幅 に 経費 を 抑え られる 」 と 語る 。
 28研究会 は 昨年 8 月 、 泉区 に 実験農場 を 開設 し た 。
 29約1000 平方メートル の ハウス内 に 取り付け た 小型カメラ や センサー 、 無線LAN設備 は 市販品 。
 30プラスチック容器 で 覆い 、 水 や ほこり を 防い で いる 。
 31専用機器 を 使え ば 100万 円 以上 。
 32それ が 10万 円 程度 で 済む と いう 。
 33遠隔監視システム は 震災 から の 農業再生 に も 一役 買う 。
 34津波被害 を 受け た 石巻市 や 名取市 の 生産者 が 活用 し 、 営農 を 再開 し て いる 。
 35住まい の 移転 など に 伴う 職住分離 の 課題 を 克服 できる ため だ 。
 36データ は ネット経由 で 一括管理 さ れる 。
 37蓄積 さ れる 膨大 な 情報 「 ビッグデータ 」 の 価値 は 高い 。
 38ベテラン農家 も 加われ ば 、 長年 の 経験 で 培わ れ た 技術 を 共有 できる 。
 39約400 社 ある 仙台市内 の IT企業 にとって も 、 農業分野参入 は 飛躍 の チャンス だ 。
 40これ まで は 首都圏 の 下請け に 甘んじる こと が 多かっ た 。
 41研究会 副会長 で ITサービス業トライポッドワークス常務 の 菊池務さん ( 52 ) = 東北大特任教授 = は 「 気候 や 作物 に 合わせる に は 農家密着 が 必要 。 生産地 に 近い 強み を 生かせる 」 と 力 を 込める 。
 42研究会 は 小さな 農地 を 一体的 に 管理 し 「 大規模農場化 」 する 構想 も 描く 。
 43後継者難 や 耕作放棄 による 飛び地増加 といった 課題解決 を 見据える 。
 44昨年 10 月 に は 農家 と 先進技術 の 橋渡し役 「 農業ITマイスター 」 の 育成講座 も 始め た 。
 45研究会メンバー も 設立当初 の 3 倍 の 約30 社・団体 に 増え た 。
 46今後 は 九州大 と の 連携 や 福島県内 で の 新た な 取り組み も 本格化 する 。
 47新しい 営農システム を 仙台 から 全国 へ 。
 48新た な 農業ビジネス が 芽吹き つつ ある 。
 49( 報道部・村上俊 )
 50< 東北スマートアグリカルチャー研究会 > 仙台市 の トライポッドワークス 、 SJC 、 亀山鉄工所 、 東北大 、 東北学院大 と 鶴岡高専 ( 鶴岡市 ) 、 村田製作所 ( 京都府 ) など 約30 社・団体 で 構成 。
 51会長 は 中井裕東北大教授 。
 52IT農業講習会 を 2 月 18~20 日 に 開く 予定 。
 53連絡先 は アイエスビー東北内 の 事務局 022(302)3248 。