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title:Article from Japanese-English Bilingual Corpus of Wikipedia's Kyoto Articles (Version 2.01)
date:2011/01/13
source:BDS_00001.xml (Available from https://alaginrc.nict.go.jp/WikiCorpus/index.html).
genre:wikipedia
subcorpus:wikipedia Kyoto
terms of use:Creative Commons Attribution-Share-Alike License 3.0


 1雪舟
 2雪舟 ( せっしゅう 、 1420 年 ( 応永 27 年 ) - 1506 年 ( 永正 3 年 ) ) は 号 で 、 15 世紀 後半 室町時代 に 活躍 し た 水墨画家 ・ 禅僧 で 、 画聖 と も 称え られる 。
 3日本 の 水墨画 を 一変 さ せ た 。
 4諱 は 「 等楊 ( とうよう ) 」 、 もしくは 「 拙宗 ( せっしゅう ) 」 と 号し た 。
 5備中国 に 生まれ 、 京都・相国寺 に 入っ て から 周防国 に 移る 。
 6その 後 遣明使 に 随行 し て 中国 ( 明 ) に 渡っ て 中国 の 水墨画 を 学ん だ 。
 7作品 は 数多く 、 中国風 の 山水画 だけ で なく 人物画 や 花鳥画 も よく し た 。
 8大胆 な 構図 と 力強い 筆線 は 非常 に 個性的 な 画風 を 作り出し て いる 。
 9現存 する 作品 の うち 6 点 が 国宝 に 指定 さ れ て おり 、 日本 の 画家 の なか で も 別格 の 評価 を 受け て いる と いえる 。
 10この ため 、 花鳥図屏風 など に 「伝雪舟筆」 さ れる 作品 は 大変 多い 。
 11真筆 で ある か 専門家 の 間 で も 意見 の 分かれる もの も 多々 ある 。
 12代表作 は 、 「 山水長巻 」 「 夏冬山水図 」 「 天橋立図 」 「 破墨山水 」 「 慧可断臂の図 」 「 秋冬山水 」 「 花鳥屏風 」 など 。
 13弟子 に 、 秋月 、 宗淵 、 等春 ら が いる 。
 14生涯
 151420 年 備中国 赤浜 ( 現在 の 岡山県総社市 ) に 生まれる 。
 16生家 は 小田氏 という 武家 と さ れ て いる 。
 17幼い 頃 近く の 宝福寺 ( 総社市 ) に 入る 。
 1810 歳 頃 京都 の 相国寺 に 移り 、 春林周藤 に 師事 、 禅 の 修行 を 積む とともに 、 天章周文 に 絵 を 学ん だ 。
 191454 年 ( 応永 28 年 ) ごろ 周防国 に 移り 、 守護大名 大内氏 の 庇護 を 受け 、 画室 雲谷庵 ( 山口県 山口市 ) を 構える 。
 201465 年 ( 寛正 6 年 ) ごろ 、 楚石梵29734 ( そせきぼんき ) による 雪舟二大字 を 入手 し 、 龍崗真圭 に 字説 を 請う 。
 21以後 、 雪舟 を 名乗っ た もの と 思わ れる 。
 22これ 以前 は 拙宗等楊 と 名乗っ て い た と 思わ れる が 、 拙宗 と 雪舟 が 同一人物 で ある こと を 示す 確実 な 史料 は ない 。
 231468 年 ( 応仁 2 年 ) に 遣明使船 で 明 へ 渡航 。
 24約2 年間 中国 で 本格的 な 水墨画 に 触れ 、 研究 し た 。
 251481 年 ( 文明 13 ) 秋 から 美濃国 へ 旅行 。
 26没年 は 、 確実 な 記録 は ない が 1506 年 と する もの が 多い 。
 271502 年 と する 説 も ある 。
 28雪舟 の 生涯 に は 没年 以外 に も 謎 と さ れる 部分 が 多い 。
 29涙 で 描い た 鼠
 30雪舟 について こんな 伝説 が 残っ て いる 。
 31宝福寺 に 入っ た 幼い 日 の 雪舟 が 、 絵 ばかり 好ん で 経 を 読も う と し ない ので 、 寺 の 僧 は 雪舟 を 仏堂 の 柱 に しばりつけ て しまい まし た 。
 32しかし 床 に 落ち た 涙 を 足 の 親指 に つけ 、 床 に ねずみ を 描い た ところ 、 僧 は その 見事さ に 感心 し 、 雪舟 が 絵 を 描く こと を 許し まし た 。
 33これ は 雪舟 について 最も よく 知ら れ た 話 で ある と 思わ れる 。
 34初出 は 江戸時代 に 狩野永納 が 編纂 し た 『 本朝画史 』 ( 1693 年 刊 ) で ある 。
 35神格化
 36雪舟 の 神格化 は 江戸時代 から 始まっ た 。
 37狩野派 が 当時 画壇 を 支配 し て い た が 、 雪舟 を 師 と 仰ぎ 、 諸大名 が 雪舟 の 作品 を 求め た から で ある と さ れる 。
 38その ため に 雪舟作 と さ れる 作品 が 増え た と 言わ れる 。
 39雪舟 の 人気 を 反映 し て 、 『 信仰祇園祭礼記 』 ( 人形浄瑠璃 ・ 歌舞伎 作品 。 宝暦 7 年 12 月 ( 1758 年 1 月 ) 初演 。 雪舟 の 孫娘 、 雪姫 が 活躍 する 「 金閣寺 」 の 場 が 有名 ) の よう な 作品 が 上演 さ れ た 。
 40日本文化 の 一 つ を 生ん だ 雪舟 は 、 今や 日本 を 代表 する 歴史人物 の 一人 と なっ て いる 。